「我がふるさと」の焼酎を造る日向唯一の焼酎蔵
明治創業の老舗廃業後、酒蔵不在となった日向市東郷町に、「地域振興のため、再び酒蔵を」という現社長・黒木繁人さんの思いから平成16年に誕生した蔵。旧名は富乃露酒造店で、平成27年から現蔵名となりました。代表銘柄「日向あくがれ」は同地出身の歌人・若山牧水の歌に由来します。原料は主に地元産を使用。芋の他、稗や粟、麦などを使った五穀焼酎も製造しています。仕込みに使うのは伝統的な甕壺。1回の仕込みは2甕分と少量ずつ、若き杜氏・山本豊文さんらが丁寧に行い、新たな伝統を築くべく、「我がふるさとの味」を造ります。